心不全予防!硫化水素が細胞の老化を抑える!!

心不全予防効果があるとして、7月20日に九州大学、熊本大学の研究グループが発表を行いました。

火山から発生するガスに含まれる硫化水素が心臓の細胞の老化を抑え、心筋梗塞の悪化を防ぐ働きがあるというものだ。

 

これまでの心不全の研究において、心臓の血管が詰まるなどして心筋梗塞となると、心臓内に大量の「活性酸素」が発生し、心不全になることまではわかっていたが、これらの具体的なメカニズムについては明確になっていなかった。

 

九州大学(薬理学)の研究グループは、今回の研究の検証において、人工的に心筋梗塞状態にさせたネズミの心臓内の変化の過程を、分子レベルで観察する実験をおこなった。

その結果、心臓内に大量発生した活性酸素が、細胞内にある核酸と反応し、新たな酸化物質を生成していることがわかった。さらに、この新たな酸化物質が、細胞を老化させる原因であるタンパク質の「H-Ras」を活性化させていることも明らかとなった。

 

今回の研究成果は、心不全を予防する治療薬の開発に繋がる可能性が高く、この研究グループの研究成果は、アメリカの科学雑誌である『ネイチャー・ケミカルバイオロジー』の電子版に掲載されました。

スポンサードリンク